2017年9月30日のパステルアートのワークショップ報告①
【活動報告】 第2回目 2017年9月30日 15時~16時
*参加者様の都合により、多少、ずれこみました。
NPO法人さんきゅうハウス(東京都立川市)で、講師を務めさせて頂きました。
参加者は、さんきゅうハウスの関係者様を含め、さんきゅうハウス理事の吉村氏の 呼びかけで、パルシステム生協の組合員様も参加して下さいました。 飛び入り参加も有り、合計11名(男女成人のみ)となりました。 今回も、19日と同様に、月をテーマにしましたが、うさぎが描かれた月ではなく、 十五夜をテーマにした月を描きました。
群馬県の詩人 萩原 朔太郎の「月とくらげ」の詩は、前回と同じ作品を皆さんに 配布させて頂きましたが、前回よりも、今回の十五夜のイメージにピッタリでした。
19日よりも人数が少なく、2回目だったので、スムーズに出来るかな?と考えていました。
しかし、さんきゅうハウスという場所柄なのか?は、分かりませんが、時間に自由な感覚の方も多く、60分の講習時間の設定でしたが、30分以上遅れて来られる方も居たり、すぐに戻られましたが、途中で何処か?へ行かれる方や、残念でしたが、体調不良で、ワークショップ会場から退場する方も出ました。新米インストラクターの私にとっては、戸惑うスタートとなりました。 ワークショップ開始後、飛び入りで参加をされた方や遅れてきた方々も、ご希望されていたので、1枚目のグラデーションから、講習しました。 その為、最初から参加されて、グラデーションを描き終わっている方には、アンケートや他の資料に記入して頂き、飛び入りや遅れてきた方々が、グラデーションを描き終わるのをお待ち頂くという時間も急遽、設けました。
中には、待つ事に対し、疑問を感じる方もいらっしゃった様でしたが、ご了承頂きました。
以上の様な経過もありましたが、少ない人数で行えた事もあり、参加者の皆様一人ひとりの鑑賞会の時間を長く設定出来ました。 月を見て、夜の散歩をされていた思い出を描かれた方、配布の萩原 朔太郎の詩を読みながら月を描かれた方、童話の月のイメージで描かれた方、様々でしたが、楽しい時間を過ごす事が出来た上、絵を描いているときは、夢中になって、取り組めたとの感想が 多数でした。
現在も癌の治療をされていて、手が震えると言われていた方から、「3色パステルアート技法は、カッターやハサミを使わなくても出来るので、手が不自由な人にも素敵な絵が描ける技法で嬉しい」という感想も有りました。
色々とあり、講習の進行が私にとっては、大変だった為、参加者様の描かれたグラデーションの写真は撮影出来たのですが、メインテーマの十五夜の写真撮影が出来ていませんでした。
報告なのに、今回は、ごめんなさい。 皆さんの見本として描いた、私の作品は、撮影出来ていましたので、UPしておきます。さんきゅうハウスのスタッフの方も写真撮影をされていたので、参加者様の描かれた十五夜の写真を撮影されていれば、後で、UPしたいと思います。
(*人物の顔が写っている写真は、ご本人様の許可の上で、掲載しています。)
・1枚目 グラデーション
19日と同様の抽象画技法を取り入れて、描きました。
グラデーションの色が混ざらない、赤と桃、黄色と橙、青と群青の見分け方が分からない等の声が多かった為、パステルが入っている箱を見せながら、色を確認して頂き、 色の見分け方を説明しながら、少しずつ、グラデーションを描く事を進めました。
グラデーションの意味や言葉を知らないという男性も飛び入りヘルプでいらっしゃられた為、
「色が混ざった、三角の形の模様の紙の説明です」と話す場面も有りました。
・2枚目 十五夜
月を大きく描かれたり、群青の濃さを加減されたり、赤を足されたり、雲を色々な模様に 入れてみたりと、皆さん、とても楽しんで描かれていました。
十五夜の空のグラデーションは、とても綺麗で、好評でした。
★
19日とは違い、人数が少なかった為、テーブルセッティングは楽でしたが、前記の通り、
ワークショップの進行に戸惑いました。講師が余裕のない態度を見せてはいけないと思うのですが、まだ、新米で未熟な為、余裕が無かったと思います。
リラックスした雰囲気が出せていなかったかもしれませんので、参加者の皆様、すみませんでした。終了後は、さんきゅうハウスのスタッフの方々が手伝って下さり、大変、助かりました。
ご協力ありがとうございました。 今回も参加者の皆さんの大多数が楽しかったと言って下さり、私自身も色々と学ばせて 頂きました。未熟者ですが、これからも、どうぞよろしくお願い致します。 どうもありがとうございました。二口
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