【活動報告】15回目 四季の3色パステル画のワークショップ in さんきゅうハウス
2018年4月8日 10時半~12時00
NPO法人さんきゅうハウス(東京都立川市)生活困窮者と共に生きる団体様で、
講師を務めさせて頂きました。(その後は、群馬に戻り、市議を交えて、生活相談を受けました。)
今回の参加者は、合計4名(男性)で、さんきゅうハウスのスタッフの方が大半でした。
それから、今回は、府中市在住の同じ3色パステルアートインストラクターの、鈴木さんが、お嬢さんと一緒にお手伝いに来てくださり、お嬢さんがいらっしゃったことで、とても和やかな雰囲気で、ワークショップを開催する事が出来ました。
私の母の見学も飛び入りで有り、母を駅までお迎えに行って頂いたりと、鈴木さんには、色々とご協力及び、ヘルプを依頼させて頂く事が出来て、とても助かりました。
★鈴木さん、お嬢さんとお2人で、起こし頂きまして、どうもありがとうございました。
・1枚目 グラデーション(シンプルバージョン)。
インストラクターの鈴木さんに、お任せさせて頂きました。鈴木さんのグラデーションの描き方も透明感が有り、とても綺麗でしたので、私も色々と学ばせて頂く機会となりました。
その他、初めて参加された方から、「3色パステルアートなのに、何故、紙皿に6色並んでいるのでしょうか?」等、質問が有った為、その様な質問に対しては、「3原色と、3原色に近い色をご用意していますが、実際に描いて頂く時は、6色の中で、3色のみ、お使い頂きます。」と私がお答えさせて頂きました。
次に、3色で描く理由についても質問が有った為、3色で色を創りながら描く事の大切さについても、私自身が理解している範囲にはなりますが、「色を自身で創り出す事によって、各自の創造力を育む事が出来、右脳の活性化にもつながり、自然に自己表現が出来る様になりますよ」等とお伝えしました。
・2枚目 花束
今回は、さんきゅうハウスの参加者様が、「自分が貰うとすれば、どんな花束が嬉しいのか?」又は、「どんな花束を自分へ贈りたいのか?」等を表現して頂きたかったので、花束を描くテーマに選びました。花束の背景のオレンジ色を作るのが難しい等の声や、花の色の赤が濃くなりすぎるので、うすく塗るのに工夫した等の声も聞かれました。各自、とても個性的なお花が描かれ、和やかに楽しまれている様子が見られました。
★今回は、心から参加してほしいと、前回のワークショップから願っていた、N君という、さんきゅうハウスのスタッフの青年が参加されました。彼の抱えている問題は、深刻すぎる為、体調が良くない所が多く有り、今回、参加者を4名にしたのも、N君が安心して参加出来るメンバーの中で絵を描く事が出来る様に配慮しての事でした。そのN君が、鑑賞会プログラムの時間で、笑顔を見せながら、「可愛く描けたと思います。とても楽しい時間が過ごせて、集中して描く事が出来ました。とても嬉しかった。」と話された時は、大げさだと思う方もいらっしゃるかと思いますが、心底、胸が打たれました。
「N君、参加して下さって、本当にどうもありがとう。笑顔が本当に素敵でした。」
そして、インストラクターの鈴木さん、「お嬢さんと一緒に、お越しくださって、どうもありがとうございました。」再度、お礼をこの場にて、お伝えさせて頂きます。
次回は、7月8日(日)に開催の予定です。皆様、これからも、どうぞよろしくお願い致します。
★さんきゅうハウスでのワークショップが終わり、東京から群馬へ戻って来てから、伊藤あつひろ市議(高崎市)を交えて、シングルマザーの女性の相談を受けました。
彼女には、前もって、「あなたは、一人ではない。私も支援団体の方達もみんな、あなたと一緒に居るからね」とお伝えし、市議からは、これからの彼女の生活の事についての色々なアドバイスを具体的に頂く事が出来ました。市議の温かな言葉も彼女の大きな励みになったと思います。自分も含めて、人は人との繋がりを無くしては、生きていけないのだと、再度感じました。 Atelierゆるりと色のこな 二口 孝絵。
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