2018年5月16日の3色パステル画のワークショップ活動報告。
【活動報告】20回目 3色パステル画のワークショップ
2018年5月16日 10時~11時半
★報告の一番最後に、「復興大臣を迎える事について」という内容を記載させて頂きましたが、興味の有る方のみ、ご欄ください。
ゆう・遊 (3.11福島の被災者の方達を中心に集う、お茶のみの会/ぐんま暮らし応援会事務所内 群馬県高崎市)で、講師を務めさせて頂きました。
参加者は、合計6名(女性)でした。通常、ぐんま暮らし応援会の事務所は、古民家を借りて運営されている為、個人の自宅に来ている様な、家庭的な温かさの有る場所で、ゆったりと、3色パステル画の講習をゆう・遊様で、させて頂いています。
しかし、数日前に、官庁の復興大臣の参事官より、ゆう・遊への来訪時に大臣ご一行様の使う部屋として、3色パステル画講習会場を早めに使いたいというご連絡が有り、最後の楽しいランチ交流会も出来ず、時間短縮となり、慌ただしい進行となりましたが、何とか、
参加者の皆様には、絵を描く時間を楽しんで頂けた様で、安堵しました。
・1枚目 グラデーション(虹を描く)。
各自、好みの濃さになるまで、虹の色のグラデーションを重ねながら、絵の構図も
自由に楽しく、描いて頂きました。
・2枚目 花束2(自分へ贈るカード)。
色をぽんぽん押しながら、叩くように色をのせる方法は面白いが、色が濃くぬれないという声が多く聞こえたので、「明るい黄色は、濃くぬっても、中々、色の塗り方によって、濃い色に感じられない場合も有りますよ」と、お伝えしました。
自分の部屋に実際に飾っている植木鉢の花を思い出しながら、描かれた方、お花の雰囲気を
出そうと、塗り方等に、工夫された方もいらっしゃいました。
参加者の皆様は、お互いに、工夫し、相談しながら、描かれていました。
*今回の3色パステル画ワークショップの6名中大半は、3.11福島から避難されてきた、被災者の方達でした。皆さん、とても和やかに楽しんで、3色パステル画を無心で描かれていました。鑑賞会では、「最近、時間に追われる毎日だったが、とても楽しく、優しい気持ちになれた」「心がたのしくなった」等の声を聞く事が出来ました。
本日は、ゆう・遊の皆様のご参加、どうもありがとうございました。
引き続き、7月もゆう・遊で、ワークショップを開催する事になりました。
次の開催の機会をどうもありがとうございます。これからも、ゆう・遊の皆さま、どうぞよろしくお願い致します。
↓下記は、ご興味の有る方のみ、ご覧ください。
★復興大臣を迎える事について。
3色パステル画ワークショップ終了後、ゆう・遊(福島からの避難者でもある)の職員さん達は、復興大臣との会議に参加しなければならないとの事でした。
職員さん達の発言時間は、3分似内と、大臣側から決められており、要望は、聞く事は出来ないと、前もって、言われているとの事でした。
「復興大臣の話す事は、何なのか?」を聞きたかった為、3色パステル画ワークショップの後も、会場に残れるかどうか?をゆう・遊の職員さんにお尋ねした所、大臣のSP(要人警護任務に専従する警察官 )からの指示で、一般の方は、大臣の警護優先の為、居る事は出来ないので、すみませんと言われました。
今回の来訪では、群馬県警及び、沢山のSPが大臣と共に来るとの事でした。一般人である私達は、身の危険を感じても自分の身は自分で守らなければいけないが、大臣は、私達の税金をお使いになって、いくらでも警護が付けられるという事なのでしょうか?
そんな厳重な警護の中、「来る目的とは何なのか?」復興大臣は、福島の避難者の方達の現状を知りたいという名目でのご訪問との事でしたが、避難者の方達の発言は、3分しか聞く事は出来ず、要望も聞けないという、お忙しい方の様でした。
復興大臣いわく、「私は、1分何秒の単位のスケジュールで動いている」そうです。
以上になりますが、あえて、私の感想は、控えさせて頂きます。
★ゆう・遊について:
東京電力福島第1原発事故によって福島県から避難を余儀なくされ、群馬県内に移り住んだ女性3人がグループ「遊・ゆう」を結成し、毎月2回、高崎市内で被災者同士によるお茶会などを開いている。次回は23日。メンバーは「『被災者』と一口に言っても、立場も考えも人それぞれ。ここは感じていることを安心して口にできる場所なので、気軽に訪れてほしい」と参加を呼びかけている。【記者:鈴木敦子】(2017年2月20日 毎日新聞地方版より抜粋。)
ぐんま暮らし応援会FB https://ja-jp.facebook.com/GunmaKurashiOenkai/
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