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2017年12月2日~3日の3色パステル画ワークショップ in 富岡市立美術博物館の1日目の活動報告(長文)です。

【活動報告】5回目 3色パステル画ワークショップ

 

2017年12月2日 13時~15時

(*ワークショップの後は、学芸員Iさんによる、

美術館巡りツアーが開催されました。)

富岡市立美術博物館(群馬県富岡市)で、講師を務めさせて頂きました。

 

参加者は、広報とみおかを見て来られた方、市内の小学校で配布された

ワークショップのチラシを見て来られた方等々、様々な方法で情報を得て、

美術館へ受講申し込みをして下さった方達や講師の知人で、富岡在住で、

友達と参加して下さった、ゆう游という会を運営されている、Eさん等でした。

*Eさん、ご友人をお誘いの上のご参加、どうもありがとうございました。

以上、合計17名(親子と子供同士での参加、成人女性)となりました。

子供同士での参加も有り、講師一人では、目が行き届かない場面も有りましたが、

学芸員のIさん、Aさんのお2人の細やかなフォローもあり、無事に講習を

進める事が出来ました。クリスマスツリーの絵を描くというテーマを決めていましたが、テーマ通りでなくとも、自分で好きな様に描きたい方へは、3色で描くという基準を守って頂きながら、自由なイメージで描いて頂ける様に、誘導する事を心がけました。

・1枚目 ぐにゃぐにゃグラデーション

(4つの世界を創るというテーマで、抽象画のグラデーションを描きました。分割する部分のマスキングテープは、ぐにゃぐにゃにして貼り、4つの世界がテープを外して、

一つの世界になる様に、色がはみ出て、絵がつながる事を想定して、テープを貼りました。) 

基本的な色の作り方(青と黄色で緑や、黄色と赤でオレンジ等々)をお伝えし、色の重ね方を実際に見せながら、グラデーションの描き方を講習させて頂きました。

同時に、画材の使い方の講習も行いました。

1.グラデーションの上に練り消しで模様を描く。2、綿棒で点や線を描く。

3.コットンでの色の塗り方等。

*コットンは、太い絵筆で、綿棒は、細い絵筆というイメージです等々。

*子供達は、講師が指導をしなくても、画材を個々に使いこなし、

どんどん、描き進めていました。子供は、想像で描く力がすごいと思いました。

 

・2枚目 クリスマスツリー

ツリーを描く時に、色の丸をピラミッド型に積み上げる様に講習をした所、ピラミッド型にしていくのが難しいという声や、丸を小さく描きすぎて、沢山丸を描くのが疲れた等の声が子供達から出ていた為、「丸の大きさを途中で変えて、大きくしてもいいんだよ、丸の数を少しずつ、増やしていくと、ピラミッド型になるよ」等、その場の声に臨機応変に応じながら、アドバイスさせて頂きました。

 

★親子で参加されている方の様子として、親御さんの方は、「自由に描いて頂いても

良いですよ」と言うと、戸惑っていらっしゃる方も多く見られましたが、子供達は、

講師の指導の前から既に描き始めている子が多く、自由に描くという事に対して、

抵抗を感じる子は、余り居ない様でした。

子供達にとって、絵を描く事は、自由に自己を表現する場であるというのは、理屈ではなく、体で、分かっているのですね。

鑑賞会では、子供の大半は、楽しかった、優しい気持ちになれた等の声が多くあり、

大人からは、無心になれた、思ったように描けなかったが、これで良いと思った。

「講師と同じテーマで描いても、違う感じの仕上がりになったが、その仕上がりを大切に

していきたい。きっと、毎日、違う仕上がりになるのではないかと思うので、毎日の自分を

大切にしたいと思いました」等が有りました。

参加者の方々からは、いつも学ぶ事が多く、創造力と勇気を頂いています。

参加者の皆様、いつも本当にどうもありがとうございます。

終了後は、学芸員の皆様が片付けを手伝って下さり、大変、助かりました。

館長を含む、職員の皆様には、自宅の近くから、美術館までの送迎もして頂きまして、

大変、お世話になりました。

お昼ご飯も美術館様の方で、準備して下さり、

どうもありがとうございました。二口

★活動報告は、翌日の2日目へと続きます。


 

Atelier ゆるりと色の粉(こな)

・自由画を描く、大人と子供の居場所作りをしています。 ●姉妹ホームページ/お絵描き工房 ゆるりと色のこな(名前で検索可)もご覧ください。